メインアートワークに南アフリカで育った作家、ショーン・コールフィールドの壁画を起用。
彼の作品はブッシュマンの人々が数万年も昔に岩壁に描いたアートを、石膏で型取りした岩のキャンバス上に同じ手法で描くというもの。細部まで様々な意味が込められたアレンジを施し、人類最古のアートを現代へと再生させている。

ヒトが音楽と踊りを通してヒト以外のモノへと変異していく様（＝Trance）を描いた中央のシェイプシフターと呼ばれる絵は、同じく大昔から描かれる。このことや他の壁画などから、ブッシュマンの人々が何万年も前から、あるいはもっともっと昔から、ダンスからの恍惚状態で身体や心の健康を保っていることが調べられている。
音楽やダンスは、食事や睡眠と共に人類が生まれた時から続ける、生活の一部と言えるかもしれない。

Sean Caulfield - rockartgallery.com